ピラティスの効果
姿勢改善
背骨や骨盤、肩甲骨や股関節などを意識し、「正しく動かす」ことを学ぶことによって、身体が機能しやすい自然な位置に骨や内臓を配置する力を鍛えていくことができます。
一つひとつの背骨の間にある細い筋肉を強化することで、背骨を正しい位置に置く力を強化でき、常にアライメント(左右のバランスの確認)を行うことで、美しい姿勢に導きます。
インナーマッスルの強化
ピラティスでは、動きと共に呼吸を使い、体幹部にあるインナーマッスルを強化していきます。
骨盤の底面にハンモック状に存在する「骨盤底筋群」、 お腹の周りをコルセットのようにぐるりと囲む「腹横筋」、背骨を支える脊柱起立筋の深層部に位置する「多裂筋」、そして腹腔の上部分を覆い呼吸と共に動く「横隔膜」 の4つの筋肉を合わせた「インナーユニット」を、呼吸の使い方によって鍛えていきます。
インナーユニットが弱いと猫背や反り腰の原因になってしまいます
免疫力を高める
免疫力を正常な状態に保つには、ストレスのコントロールと腸内環境を整えることが大切です。脳の一部にストレスが過剰にかかると、脳全体の機能や、 免疫に関わるホルモン系や自律神経系の機能にも影響を及ぼすことがあるためです。
ピラティスは呼吸法と「集中」による瞑想効果(マインドフルネス)により自律神経をコントロールしていく事で、ストレス解消につながっていきます。ストレスの解消はホルモンバランスを正常化させ、それは内臓機能を正常化させます。
ストレスの解消・睡眠の質向上
ピラティスでおこなう胸式呼吸は交感神経に働きかけ、頭や身体を活性化させる効果を持ちます。レッスン後に頭がすっきりとする爽快感を得られるのはこのためです。
呼吸とリズムを伴う動きでは、良質な睡眠に欠かせない「メラトニン」というホルモンの原料となる、「セロトニン」の分泌を増やします。そのため、睡眠の質が向上する効果も期待できます。
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